みんな大好きred realityを読んだ
まずは補助資料から
基準になるヒューム空間を作っててカント計数器はそこにアクセスしてるというのが、それっぽくて面白いね
スクラントン現実錨の説明も興奮する
すごい残酷なことする!と思ったから、吸引先が死んだ宇宙でよかった
それにしてもKクラスシナリオを経験した宇宙とかあるんだね
特に並行世界あるとか思ってなかった
scpのなかには別の並行世界から来たものも…と思ったけど、それじゃおもしろくないか
宇宙外の虚無、虚数、無限大、みたいな変な空間から来てて欲しいな
現実改変ってSCPにも効くんだね
それは…まさに神だ!
「SCP」なのにSCPが無力化されるというのは、なんか、SCPが主人公じゃなくなったみたいで不思議な気分
SCP-343(神)もこれだったんだね、ヒューム値1/86だって狂ってるわ
で、3001は
ひたすらむごい
最後音声ファイル流れるところちょっと泣きそうになった
無限に続く、何も見えない真っ暗闇のゼリーの中で、皮膚、手、脚、目玉、脳、腎臓、胃、腸、生殖器を失いながら、たった一つある小さな赤いライトに話しかけ続ける孤独と絶望を想像したら…
「薄められる」っていうのがなんかいい感じの怖さで好き
0.4までしか実験したことなかったのに0.04のところに放り込まれる未知の領域感が恐怖を煽ってくれる
感想はここまで
この下は考察のようなもの
・現実改変とヒューム値、拡散
ヒューム値が高い人:現実改変者
ヒューム値が低い人:望みがことごとく叶わない
つまり、ヒューム値というのは周りを意のままに変えるために必要なステータス?
ヒューム値は高い方から低い方へ流れるんだよね
それをヒューム値による現実改変で止めることはできないってことでいいのかな
なんで「神」は薄められないんだ?
そこが現実改変者と普通の人の違いなのか?
ヒューム値の差で能力が使えるんじゃなくて、ヒューム値を固定するという能力?
・なぜパネルは戻ってきた?
2つの現実に挟まれた空間って言ってたけど、
両者のヒューム値の差が変化した?違うか…
なんでいきなり「波」なんかが来た?
周期的にあるものなのかな
一方からもう一方に流れる海流みたいなものが
・体が崩れる原理は?
中にいる間はヒューム値を吸われる、それで現実性が下がって体が欠落していく…
でもヒューム値って認識を変えるだけで物質は変わらないんじゃなかったっけ?
とにかく、3001内では体の70%が欠落してもなぜか生命は維持されるし意識もある
現実空間に戻るとまともな状態、つまり死んでる状態になるのかな
ベールやパネルに触れて痛いっていうのは、スクラントンのヒューム値が下がってたから現実が近づいたせいでそう感じてたってことだよね
体が落ちても生きてたのはスクラントンが現実改変能力を使えてたから?
生きていたいっていう望み
(根拠:ヒューム値FAQ2。ヒューム値の低い空間では普通の人間も現実改変を行える)
えーと、スクラントンは3001に入って、ヒューム値がどんどん下がっていった
相対的なヒューム値の高さで、自由に移動できた?
でもそれでは、もっといろいろできるんじゃ…
3001に現実改変は通用しないのかな?
うーん、3001はそもそも存在できないことが前提の空間なのかも
スクラントンは体の100%を維持(するという現実改変を)していたけど、だんだんヒューム値が下がるにつれて、できなくなっていった?
そしてヒューム値0.03の3001から1の現実に戻されたとき、「生きる」という望みが完全に砕かれるレベルまでヒューム値が下がりきっていた?(現実改変者の逆、呪われた人間)
体は、ヒューム値が下がったから崩れたんじゃなくて、
3001の「現実」は存在していない状態だから間接的にそうなったのかも
やっぱ、暗くてなにも見えないしなにもないし、宇宙と宇宙の間隙にある3001は虚無が現実である空間な気がする
死んだ宇宙から現実性を吸い取ってるみたいな話があったから宇宙の外側に現実性はないんだよね?
いや…現実性がない=物質がない、といのははちがうような…
わからん…
現実性がないってのはある基準となる「現実」からかけ離れるということ?
どっちにせよ3001は虚無が現実、ではあると思う
それは現実性の低さとは関係ないかも
今少し混同してる
・パネルについて
パネルがちゃんと録音できてるのはなんなんだと思ってたけど
パネルの相対的なヒューム値が高かったから自分の役割を果たせるよう改変できてたってことかな?
無生物でも改変できるかもってヒューム値FAQにあったから
・スクラントンはどこに
スクラントンはパネルに、君のほうが戻れる確率が高い、とか言ってた
「もう一つの出口」が元の世界とは別の世界につながってるのか
あのあとそっちに行ったのかも
吐いたものや血や目玉や指輪がパネルと一緒に戻ってるから、あれがスクラントンの残骸だと思ってたけど、スクラントンの意識そのものはまだ3001にいるのかな
最初の方にスクラントンの回収がどうのこうの書いてたしなあ
・自害できないことについて
自害をしようとする場面があるけど、改変能力で自害できないのか、と思った
本心ではやはりできれば帰りたいとの思いがあったから改変できなかったのかな?
もしくは単純に相対的なヒューム値が足りなかったか
SCPは好きだけどここまで長時間考察…したのは初めてかも
設定がおもしろかったよ、ヒューム値、スクラントン現実錨、scp-3001
やっぱり架空の報告書をつくる系のごっこ遊び好きだな
ところで…
数理モデルまで設定してるSFってあるのかなあ?
なんとか定理を作ってるのはあっても具体的に数式書いてるのって見たことない
自分がSF読まないから知らないだけだろうけど、気になる
追記:
ヒューム値と現実性と物質についてちょっと思いついたことがある
ヒューム値が高い
現実性が高い
結合が強い
数式的(神がかってる)
ヒューム値が低い
現実性が低い
秩序が崩れる(減る)
乱雑、無意味
という連想
ヒューム値の高いところは霊験あらたか、みたいなことがFAQにかいてあったし
低い方は3001の真っ黒ゼリーのイメージで
ヒューム値が低いから時間も空間も小さいスケールで存在するとか言ってたのはどういう意味だろう
時間がほとんどたたない…
空間…移動しても実質的にほとんど移動できない?
とにかく、
ヒューム値の高低は現実改変の可否と拡散にだけかかわるのか、というとそうではなく、
それ以外にもなんか場の「現実」の傾向があるみたいだね