前、黄金TS妄想をしたときに魚ハブったから今度は魚だけやってみたら、
なんかムウ様がメインになってた。
巨蟹宮
蟹「あれ？お前なんか小さくないか？と言うか胸育った？」
魚「育つか！！さっき起きたら女になっていたのだ！！！」
蟹「馬鹿みたいな話だが……どれ……お、本当だ！！」
魚「どこを触っているのだこの犯罪者が！！！」
蟹「そうカリカリするなよ。しかしお前が女に……今からもう1発しけ込まないか？」
魚「君は本当に最っっ低だな！！まず最初にそれって！！いくらなんでもひどすぎるぞ！！」
山羊「今日もうるさいなアフロディーテ。ん？いつもと違う？」
蟹「シュラ！こいつ女になったんだぜ！」
山羊「は……！」
魚「おい！！君はいきなりやらせろとか言わないよな！？」
山羊「正直ちょっと思った」
魚「嘘ー！！？？」
山羊「すまん」
蟹「ほら見ろ男は下半身には逆らえないんだよ！」
魚「私も男だが？？？」
蟹「今は女だろ！！ハッハハハハ！！！」
魚「もう！！絶交するぞ！！！」
蟹「できるものならやってみろ。どうせお前には無理だ。俺のこと愛してるもんな？」
魚「誰が！！」
蟹「というかお前処女膜あるのか？」
魚「……」
山羊「デスマスク、いい加減にしたらどうだ、流石にかわいそうだぞ」
魚「処女はサガのものだ！！！」
蟹「えっ黙ってたのはそれを考えてたのか！？」
山羊「サガ……何をしたらここまで飼い慣らせるのだ；」
魚「飼い慣らすなど人聞きの悪いことを言うな。サガの思いやりの心はロバート・オーエンで強さはドレッドノート100隻それから」
蟹「意味がわからねえよ」
山羊「聞いた俺が悪かった。さっきの発言は取り消すからストップだ」
魚「むう……では今度にしよう……」
蟹「いや、俺たちじゃなく壁に話しててくれ」
山羊「ゴホン。原因を突き止めなければな？」
魚「どうせまた前みたいにビッチ女神の嫌がらせだと思う」
山羊「ビッチ女神って……」
蟹「お前がそれを言うのか？？；」
魚「事実だろう？」
山羊「いや……うん、そうだな、また脱線するから突っ込むのはやめよう」
蟹「俺はこの魚の自己認識がどうなっているのか気になるぞ……」
山羊「女神アフロディーテのせいならまた時間経過で戻るんじゃないか？」
蟹「そうだな、一応アテナに確認で」
魚「君達聞いてきてくれ」
蟹「お前が来ないと頭がおかしくなったと思われるじゃねえか」
山羊「一人で置いていくのは不用心だしな」
魚「それはそうだが……」
山羊「わかった、お前の心配は。俺とデスマスクでどうにか隠そう。な？」
魚「シュラ……」
蟹「うまくいかない予感しかしない」
山羊「縁起の悪いことを言うな。ふむ、背が縮んだのが一番の問題だな」
蟹「顔は全く変わってないから、身長がわかりにくくなるように抱いていこう」
魚「いろいろ不本意だが仕方ない……」
獅子宮
山羊「アイオリア、通るぞ」
獅子「アフロディーテはどうしたんだ？」
蟹「飲みすぎで寝たんだよ」
獅子「昼間から酒か」
山羊「急ぐからこれで」
獅子「あ……なんだったのだ？どことなく違和感が……」
処女宮
蟹「ここはちょっと……」
山羊「シャカのことだから問答無用で見抜きそうだな」
魚「もう声かけないで走り抜けたほうがいいんじゃないか？」
山羊「そうしよう」
ザザザッ
山羊「なんだ？処女宮はこんなに広かったか……」
蟹「いや、これは」
山羊「仏陀の掌の上！？」
乙女「挨拶もなしに通り抜けるとは君達少し行儀が悪いな！」
蟹「あー……」
山羊「すまん、急いでいたもので。通してくれないか？」
乙女「さあどうしよう？」
羊「どうしましょうかね」
蟹「げっ！！麻呂もいるのかよ！！」
山羊「よりによってこんなときに！」
魚「……(滝汗)」
羊「おや私がいると困るのですか？」
山羊「いや、別になにも」
蟹「(下手糞！)金なんだが、まだ返す当てがなくてな」
羊「トイチですよ」
蟹「わかってるよ鬼畜！」
山羊「お前そんな違法金利で……」
蟹「とにかく今日は待ってくれ」
羊「ええわかりました。……とでも言うと思います？」
山羊「……」
羊「返せないならアフロディーテを担保に頂きましょう。体で払ってもらいます」
蟹「ちょ、おま」
魚「私完全に無関係！？」
羊「ああやっぱり狸寝入りでしたね」
魚「しまった！」
羊「見ればわかりますよ。フフフ……女性になったあなたなら一日でトップの嬢になれるでしょうね」
魚「そんな！だから処女はサガにむぐ」
山羊「余計なことを言うな！ムウ、とりあえず俺が立て替えるから勘弁してくれないか」
羊「いいでしょう。それでこそシュラですね」
山羊「で、いくらなんだ？」
羊「833ユーロです」
山羊「はぁ！？なんだその額は！おいデスマスク、お前どれだけ放置して」
蟹「半年。最近ムウに請求されるまですっかり忘れてた」
山羊「あのなぁ……！！」
羊「どうします？」
山羊「……下ろしてくる」
羊「待ってますよ」
蟹「せっかく演技したのに裏目に出たな」
魚「どっちにしろムウは最初からこのつもりだったのだろう」
羊「よくわかってますね」
魚「元本はいくらだ？」
羊「150ユーロです」
魚「それが半年で833ユーロに！？」
羊「借りる蟹が悪いのですよ」
魚「そうだ。なぜムウに借りた？150ユーロくらい私が出してやるのに」
蟹「借りたと言うか押し貸しというか……」
羊「フフフ……」
魚「……牡羊金融、怖すぎるぞ！！シュラはやく帰ってきて！！」
山羊「待たせたな……」
魚「シュラ！」
羊「確かに受け取りました。はいシャカ、ショバ代です。幻覚解いてもいいですよ」
乙女「うむ」
魚「……やはりこの二人は恐ろしい」
山羊「デスマスク、無金利でいいから……これっきりだぞ」
蟹「俺お前のこと拝むわ」
山羊「さて、残るは天蠍宮と宝瓶宮か」
蟹「どっちも面倒だな」
魚「ミロは気付かないんじゃないか？というか気付かないでくれ」
蟹「ただの願望になってるぞ」
天蠍宮
山羊「ミロ、通らせてもらうぞ」
蠍「アフロディーテはなんで寝てるんだ？」
蟹「飲みすぎたんだよ」
蠍「ふーん……」
山羊「ではな」
蠍「おい、ちょっと待て」
蟹「なんだよ」
蠍「そこ壊れてるぞ」
山羊「うわっ！？」
魚「シュラー！！落とすなー！！」
蟹「失敗だ……」
蠍「この間シャカが寝ぼけて破壊したんだよ。あと、アフロディーテは性別を偽るのをやめたのか？」
魚「普段から偽ってなどいない！！」
蠍「よくわからんが文句無しにいい女になったな。食事でも？」
魚「……」
蟹「口説くのはまた今度にしてくれ、今忙しいんだよ」
山羊「そうだ、早く行こう」
蠍「つれんなぁ」
宝瓶宮
山羊「通るぞカミュ」
水瓶「アフロディーテは縮んだのか」
山羊「！なぜ即わかるのだ」
蟹「肯定するなよ」
水瓶「見ればわかる」
蟹「病気だよ病気。直しに行くところだからどけ」
水瓶「いや、病気というか女性化していないか？」
山羊「！！」
蟹「はあ？何を言ってるんだお前」
水瓶「乳がある」
山羊「……」
蟹「……」
魚「……」
水瓶「違うのか？」
魚「違わない……」
蟹「盲点だった」
山羊「すまん、違和感がなくて気付かなかった」
魚「それ男としてショックすぎる」
水瓶「ふむ。女聖闘士なら仮面をつけねばならなくなるのか」
蟹「ああ、確かに……？」
水瓶「フリージングコフィン！」
山羊「！」
魚「！」
蟹「ぴっ！？」
水瓶「勿体無いから仮面の掟がなくなるまで冷凍保存するのがいいだろう」
蟹「何がいいのか理解不能な上シュラまで凍らせるか普通」
水瓶「絵になっているではないか」
蟹「……俺がアフロディーテを運んでたら氷漬けにされてたのか……」
水瓶「これは宝瓶宮に置いておこう」
蟹「いや、割るからな？黄金を2人減らすって戦力大幅ダウンだからな？」
水瓶「何やらデジャヴが」
蟹「アスガルドだろ」
蟹「くそ、なんで俺が……」←ライブラソード借りてきた
ガカカアッ
魚「！！寒かった！」
山羊「黄金聖衣が飛んできてくれなければまずかった……」
蟹「疲労が半端ないがあとは女神に会うだけだ。しかし女を冷やすのは胸糞悪いな」
魚「ふむ。君もやっと素直になったということか」
蟹「……お前、俺のことよくそこまでわかるな」
山羊「説明しよう。デスマスクは仕事とプライベートで女の扱いが180度違う。今のはプライベートモードだ。カミュの氷に対してそうなら、他の黄金に開放的になったということでアフロディーテはそれを喜んでいるのだ」
蟹「誰に話してる。行くぞ」
女神神殿
山羊「アテナ、お話が」
女神「あらどうしたのですか？」
魚「ご覧の通り女性の体になってしまいました」
女神「まあ？」
魚「何かご存知ではないですか？また女神アフロディーテの嫌がらせとか」
女神「聞いていませんね。ちょっと電話してみます」
蟹「電話あるのか……」
女神「どうやらあの女の仕業ではないみたいですよ？」
魚「えっ！？」
山羊「では一体誰が……」
蟹「誰がっていうか本来の姿に戻ったんじゃね？」
魚「薔薇が欲しいなら普通に頼めばいいのに」
蟹「いやいらん」
女神「それはそうと、アフロディーテ。わかっていますね？」
魚「はい？」
女神「仮面ですよ、仮面♪」
魚「付けないと駄目なんですか！？」
女神「ええ。例外は許しません」
魚「そ、そんな」
女神「そこの雑兵用意しなさい。さて、仕方ないですから、上ってくるまでのことは不問にしてあげます。でもこれからは、素顔を見た相手を愛すか殺すかですよ？」
魚「アテナ～～……」
蟹「お尋ねしますが、愛する相手は複数でもよいのですか」
山羊「お前な；」
女神「処女神の前で浮気宣言とはいい度胸ですね？」
蟹「確認ですよ、あくまで」
魚「滅相もない！この際、元の体に戻るまでは誰も愛しません！」
蟹「……お前、たまに天然だよな」
山羊「自分が何言ってるかわかってるのか？；」
女神「星座が星座ですからね。まあ男なら別に構いません」
山羊「はあ……」
女神「では付けてもらいますよ。小宇宙で貼り付くので、やってみてください」
蟹「そういう仕組みだったのか」
山羊「ということはオピュクスの仮面の外れやすさは……」
蟹「たぶんそれ禁則事項だ」
魚「……こうですか」
女神「いいですね。似合いますよ」
蟹「同意」
魚「……アテナ、本当に女神アフロディーテの仕業ではないのですか？」
女神「ええ。諦めなさい」
魚「は、はい……」
魚「…………」
蟹「なんだよ、そこまで凹むか？……とでも言っておけばいいのかな」
山羊「えっ」
魚「そうだな」
山羊「ま、まさか今の演技か？」
蟹「わかってなかったのか？」
魚「上手かっただろう？」
山羊「いや、女優すぎる……ときどき俺でも見抜けないぞ。今回ばかりは本気で打ちひしがれてるだろうと」
魚「うーん、そこまででもない。仮面なんか持ち出されたら一層、何が何でも戻ってやるという気力が湧いてきた」
山羊「男らしいな……」
魚「女優呼ばわりされて否定できないのは悲しいが」
山羊「すまん、つい」
魚「ん」
山羊「それで、何故しおらしく？」
魚「破壊神のご機嫌とり。下手に刺激すると後が怖い」
山羊「成る程；」
蟹「だがあれは天然だろう？」
魚「どれ？」
蟹「戻るまでは愛さない、つまり戻ったら愛する発言だ」
魚「あ……」
山羊「抜け目があるのかないのかわからん」
魚「しかし、ビッチ女神のせいでないなら一体誰が……」
蟹「今回得をしたのは誰だ？」
山羊「……ムウでは？」
蟹「そうだな」
魚「奴なら怪しげな儀式とかやってそうだ！」
処女宮
乙女「ほう、仮面をつけたのだな」
魚「……」
蟹「なんで見えてるんだよ」
魚「薄目でも開けてるんじゃないか？」
乙女「誰がそのような間抜けな真似をする。それはそうと君達何か用かね？」
蟹「腹黒麻呂だよ。まだいるか？」
乙女「ムウ呼ばれているぞ」
羊「今、腹黒呼ばわりしましたね。二人とも」
蟹「どうだったかなァ」
乙女「私は蟹の心を読んだだけだ。そのような考えがあったわけではない」
蟹「嘘つくな。読ませてないぞ。これでも六感は黄金上位だからな」
山羊「シャカもムウは恐ろしいのだな」
魚「やっぱり最強はムウなんじゃ……」
羊「まあ今回は見逃してあげますよ。懐が暖かくて気分がいいので。で、要件はなんですか」
蟹「ああ、俺も(・・)女になってみたいんだが」
羊「いきなり何の話ですか」
蟹「……」
羊「そんな鎌掛けに引っかかると思います？……目的は達成したので話してあげてもいいですがね」
山羊「やはりお前の仕業なのか？」
羊「そうですね。PCが壊れて購入資金が必要なので貸した金を回収しようと思いまして」
魚「ええ〜〜……」
羊「デスマスクは本当に振る袖がないようだったのでアフロディーテを使わせてもらいました。あなたは蟹のためなら文句言いませんからね」
魚「聞くのが怖いんだが……シュラが居合わせなければ本当に売り飛ばすつもりだったのか？」
羊「当たり前じゃないですか」
魚「…………」
山羊「お、鬼だ」
羊「半年も待ってあげた私を鬼とは随分ですねぇ」
山羊「待ってあげたというか膨れ上がるまで熟成させたというか……」
魚「そうだ、一番大事なことを聞くのを忘れていた。いつ戻る？」
羊「私次第ですね」
魚「え……」
山羊「おい、まだ毟り取るつもりか！？」
羊「まさか。これ以上虐めると流石に問題ですからね。私闘に発展しかねないですし」
蟹(私闘になってもこいつ最強レベルなんだが……)
魚「じゃあ今すぐ戻してくれ！」
……
魚「はあ……やっぱり元の体が一番だ」
山羊「今日は疲れたな……それにしても。デスマスク、金を借りて忘れるなど一体どうしたんだ？お前そういうところはまともだったじゃないか」
蟹「それなんだが……俺もそう思う」
魚「若年性アルツハイマー？大変だ病院で診てもらわないと！」
蟹「お前は黙ってろ。……どうも記憶をいじられてる気がするんだよ」
山羊「なにい！？」
蟹「電波の奴が青銅のフェニックスとかいう男の記憶を消してただろう」
山羊「うわ……」
魚「つまり……そこからグルだったのか！？」
蟹「気がするってだけだがな。俺は霊感はあるが脳をいじる系のサイコキネシスはそんなに得意じゃない」
山羊「じゃあ修行しろ」
魚「再発防止」
蟹「お前ら簡単に言うなよ。六感は小宇宙と違ってめちゃくちゃ疲れるんだからな」
魚「まあ、金に困ったくらいなら私がなんとかするよ」
山羊「あの二人の場合これからもそれで済むとは到底思えないのが恐ろしいが……あとお前、尽くすのと貢ぐのは別だからな？危ないことはやるなよ」
魚「わかってる」
オチはない（お約束）
