個人的には戦争ものだと思ってる
出てくる敵は教皇派、ポセイドン軍、ハーデス軍がいるけど
どこも正義感はあるし一般的に言ってそれなりの妥当性もあると思う
ポセイドンがやりたいことは聖書に書いてあることだし
ハーデスは…なんだっけ?地上の罪深い人間を野放しにするのが嫌だから全員収監しようとしてるのかな?
地上を支配するとしか言ってなかったよね…支配してどうするんだ
まあそれはおいといて、
サガでさえ、支配欲に動かされる部分が多かったのは事実だろうけど平和を守りたい気持ちも確かにあったはずだよ
あとで取り返したとはいえ赤ちゃんのときに指導者の地位から「実力で」蹴落とされたわけだから
それではハーデス軍に「実力で」対抗できないというのもわからない話ではない
もっと見るべきところは手段と結果だ
アフロはサガがいたから平和が守られてきたと言った(結果)
手段が綺麗じゃないのは明らか
さてここで…アテナ軍の手は汚れていないのか?
敵の命を奪うことの是非はとりあえずおいておくにしろ、
光政が90人の実子を(おそらく)殺したこと、アテナが星矢との約束を反故にしたこと
このへんは擁護できないだろう
もうひとつ、死んだらチャラという思想は人間の良心に頼りすぎといっていいと思うの
ポセイドンやハーデスの感覚は、人間がゴキブリをひとかけらの躊躇もなく殺すのと同じだろう
ゴキブリがいくら必死に逃げても人間はとりあわない
とにかくアテナ軍、教皇派、ポセイドン軍、ハーデス軍どれも100%正義とか決められないんだよ
そして本人達はわれこそが正義と思ってる
ただ勝ったものが後で正義とみなしてもらえる
このことの自覚があるのが蟹やシャカや魚