(たぶん腐)魚のバレンタイン

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ディーテちゃんはチョコ配らないの??????なんで??????? 配れよ??????
本命だけなんて許されないよ!!!!
みんなに配るんだ!!!!!!!
それが愛の女神の役目だーーー!!!!!!!!

…と思ったので妄想した。そうだ、やっとテストが終わったのだ!!!!ウワーッハッハッハッハ!!!!!!!

まあ、腐ってますね。
本命は教皇です。

双子「暇だ。ああそうだアフロディーテ」
魚「なんでしょうか」
双子「今日が何の日か知っているか?」
魚「聖バレンチノの記念日ですか」
双子「うむ。日本では女性が意中の相手や周りの人間にチョコレートを贈る日になっているらしい」
魚「はあ」
双子「確かここに……あったあった。ほらこれを一番下まで配り歩いてくれ。逆十二宮だ」
魚「なぜそのようなことを……」
双子「それは暇……ではなくて、アテナは日本でお育ちになられただろう。少しでも日本文化を理解しようと思ってな」
魚「それなら、サガが配ればいいのではないですか?」
双子「言っただろう。チョコレートを贈るのは女性だぞ?私が配ったらおかしいだろう」
魚「…………は、はい」
双子「あ、そうだ。そもそも日本のバレンタインを知らなかったら意味がないな」
双子「全黄金に告ぐ。今日は2月14日、日本では(以下略)」←全校放送
双子「よし。では、皆の反応をまとめて教えてくれ。頼んだぞ」
魚「わかりました」

宝瓶宮
魚「邪魔をする」
水瓶「アフロディーテか」
蠍「今日も美人だな」
魚「……。(スルー)ミロもいたのだな。君達甘い物は平気か?」
水瓶「苦いほうが好みだが食べられんことはない」
蠍「俺もいけるぞ」
魚「そうか。ではこれを受け取ってくれ」
水瓶「さっきサガが言っていたやつか?」
魚「そうだ。日本文化を理解しようとのことだ」
蠍「これは君が作ったのか?」
魚「そんなわけないだろう。既製品だ」
蠍「なんだ、手作りではないのか……」
魚「何故落胆する」
水瓶「美味いな。ダロワイヨか」
魚「サガに持たされた」
蠍「あいつ贅沢しやがって」
水瓶「返礼は来月にしよう」
魚「私は配っているだけだし、これはサガの酔狂だから気を遣わなくてもいいのだぞ?」
水瓶「氷河が言っていたのだ。バレンタインデーの1ヶ月後には男から気持ちを返すことになっていると」
魚「そうなのか?」
蠍「おいカミュ、それなら俺もやるぞ」
水瓶「勝手にしろ。まあ私がやりたいだけだから気にしないでくれ」
魚「あ、ああ」
蠍「他の奴らにも配るのか?」
魚「そうだ。一番下まで。ではこれで」

磨羯宮
蟹「よう、アフロディーテ」
魚「デスマスクにシュラ。チョコレートは食べられるよな?はい、これ」
蟹「なんだ藪から棒に」
魚「さっきの全校放送聞いてなかったのか」
蟹「寝てた」
山羊「日本のバレンタインがどうこうというやつか?」
魚「うむ。サガに頼まれて配りにきたのだ」
蟹「ありゃ女がやるもんじゃないのか。あ、だからお前なのかw」
魚「なんだと?」
山羊「まあまあ。チョコレートか、つまみになるな」
魚「飲むなら私も呼べよ。じゃあ」
山羊「もう行くのか」
魚「どこかの誰かが私を侮辱したからな」
蟹「そうかそうかw」

山羊「あんまりからかうんじゃないぞ;」
蟹「怒らせるの楽しいんだよ。ん?これピラニアンローズじゃ……痛えええええ!!!」
山羊「自業自得だな」

処女宮
魚「果たしてシャカはチョコレートを食べるのだろうか……」
乙女「チョコレート?」
魚「!!い、いつの間に……。日本のバレンタインにならって配っているのだが、食べるか?」
乙女「頂こう」
魚「どうぞ」
乙女「うむ、美味い。ところでこれは義理か?」
魚「義理?」
乙女「恋愛感情を持たない男性に対して儀礼的に贈るチョコレートか?」
魚「恋愛感情!?もちろんそうだ!!サガに配れと言われたから配っているだけだ!!」
乙女「フッ、そうか」
魚「変なことを聞かないでくれ;」
乙女「して本命は誰に渡すのかね?」
魚「そんなもの……、あ」
乙女「まあ大体予想はつくがな」
魚「……君には勝てる気がしない;」
乙女「それは当然というのものだよ。世界で優れているのはこの私だけだからな」
魚「あ、ハイ」

獅子宮
獅子「アフロディーテ?ま、まさか」
魚「?」
獅子「その手に持っているのはチョコレートか?」
魚「そうだが」
獅子「やはり女だったのだな!!」
魚「……。違う私は男だ。これは頼まれて配っているのだ!」
獅子「そうなのか?」
魚「全く……君はそんなに私を女にしたいのか?」
獅子「俺がお前を女にするだと!!??」
魚「な……変なとり方をするな!!!!!これでも食べていろ!!!!」
獅子「う、甘い……」
魚「フン!チョコレートはだめなのか。流石ネコ科だな、ついでに薔薇も贈ってやる!!」
獅子「……こ、こんな日に薔薇は余計…………うぐぅ」

白羊宮
羊「おやアフロディーテ」
魚「バレンタインだ。黄金皆に配っている。言っておくが私は男だ」
牛「わかった、突っ込まないでおく;」
羊「しかしあなたから渡されると妙に気分がいいですね」
魚「……単純に褒め言葉として受け取るぞ?」
羊「そうしてください」
牛「む、これは美味いな!」
羊「結構甘いもの好きですよね」
魚「そうだったのか。……可愛いところもあるんだな」
羊「彼は花も好きですよ」
魚「ではこの野ばらを贈ろう。獅子宮で荒んだ心が癒されたからな、礼だ」
牛「ありがとう。嬉しいぞ」
羊「いいチョイスですね」

教皇の間
魚「戻りました」
双子「ああ、ご苦労。どうだった?」
魚「はい。かくかくしかじかです」
双子「そうか。概ね好評のようだな」
魚「ただアイオリアはチョコレートが苦手みたいです」
双子「あー、もしあれで好きだったら暑苦しいなぁ」
魚「ですね、ふふ」
双子「しかしお前が配ったら皆嬉しがっただろう」
魚「嫌がってはいなかったと思いますが……」
双子「いいぞ、そのまま全員籠絡するのだ」
魚「もう、何言ってるんですか。…………チョコレート、あなたにも用意しました。貰ってくれますか?」
双子「本命かな?」
魚「勿論です」

オチはなく終わり~~~~

なんかホワイトデーのフラグ立ててしまったけど実際やるかはわからん。

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