原作のアフロディーテも、教皇への忠誠心は一番大きいように見える
最後まで教皇派だったのは蟹と魚だけで、魚は教皇のことを気にしながら死に、死んだ後も魔宮薔薇でサガを守る
でも派生はこの上をいくよ!!!
・アニメ
サガが騙るのがシオンじゃなくてアーレスになってる
アーレスといえばオリンポス十二神の一人アレス!
栄誉や計略といった戦争のプラスの面を司るアテナに対しアレスは破壊や狂乱のマイナス面を表しており、男神の中で随一の美形で、アフロディーテが愛人(…)
そして、原作では誰かの台詞というよりはナレーションっぽい「88の聖闘士ry」「天と地のry」
この二つがサガの台詞になってる。あの通り名お前がつけたのかよ…
それどころか「その美しさとは裏腹に最も恐るべき聖闘士」とか言ってる。愛人自慢?
・CR聖闘士星矢 星の運命
教皇蟹のあれ。
アフロディーテのEDが…
サガ「こたびの働き見事であった 女神もさぞお喜びであろう」
アフロディーテ「ありがたきお言葉…」←涙ぐむ
薔薇階段で魚
アフロディーテ「これからもわが命をかけてお守りいたします 教皇…」
めちゃくちゃ慕ってるううううう
原作では一回も泣いてない魚が…魚が…
あの薔薇全部愛だよ!!1本1本が、魚がサガを守るために咲かせた愛の結晶…
勝てないっ…お魚の愛に勝てない!!
・聖闘士星矢戦記
アイオロス編がやばすぎる!!
13年前アテナをつれて十二宮を下るアイオロスの話で
魚はアイオロスが抱いている赤子がアテナであることも教皇がアテナを殺害しようとしたことも知ってる(和菓子と山羊は知らない、蟹は不明)
サガのアテナ殺害未遂とアイオロス逃走は直接続いてて、
アイオロスが教皇の間から双魚宮に入った時点でもうアフロディーテはそこにいるから、殺害未遂の現場は見てないはず
現場は見てないけど訳知り顔
つまり実行前から聞いてたんだよ!!!
サガ…
何教えてるの…
そしてこの台詞
「私からも教皇へ話します その赤子を私に託し 拳を収め教皇の下に戻って貰えませんか?」
自分なら教皇を説得できる可能性があるって思ってるってことだ
もうサガの信頼を得てるのか…
これ、教皇の正体知ってるよね??
シオン殺害→アテナ殺害未遂 の間の時間より、
9歳のお魚ちゃんがサガの信頼を得るのにかかる時間のほうが長いと思うの
かなり前からサガ個人と交流があったはず
お前ら本当にどういう関係?
黒サガのやろうとしてること、
つまりシオン殺害、教皇成り代わり、アテナ殺害、
全部聞かされてついていくと決めて、
「そのアテナはまだ赤子… もう数年のうちに聖戦が起きようとしているのに、悠長に赤ん坊が育つのを待ってはいられません!聖戦に備え、混乱する地上を治めるには、聡明で強い、圧倒的な力が必要なのです!今、すぐに!それを小宇宙も微弱なこのような子がアテナなどと!」
魚にとっての今すぐに必要な聡明で強い圧倒的な力、それがサガなんだね…
これだけの気持ちをサガに抱くには何か決定的なことがあったはず
「優しさや愛など力なくば踏み荒らされるだけなのに!」
踏み荒らされたことがあるんだね!
そのときサガに助けられたとかかな??
魚は感謝の気持ちを全開にしてたんだろう
でないとサガも9歳の子を共犯者に迎えないよ
・ソルジャーズソウル
バトルオブゴールドでの会話
アフロディーテ「教皇…いえ、サガ。もう、双子座の聖衣は泣いていないのですね」
サガ「おまえには聖域でも冥界でもつらい思いをさせた 私を恨んでいるのではないか」
アフロディーテ「私は私の信じる正義を貫いたまで あなたが気にすることはありません」
敬語が抜けてない魚…
めちゃくちゃいたわってる…
そして言い方がなんかあれなサガ…
この会話よく見たらものすごい
まず、このサガは神サガであって教皇の格好をしているわけではない
なのに教皇と言い間違えた
つまり、教皇のマスクを外したサガを教皇と呼んだことが何度もあるということだ
サガはマスクを外してから魚と会ってたんだね!
何のためにだろうね!
そして魚はそういう密会(…)のときにも、聞かれてもいいように教皇と呼んでいたわけだ
サガは偽教皇時代、ずっと自分を出せないでいたから
十二宮ラストで勝利を確信したとき、教皇は本当は自分だってアピールしたくなったんだと思う
それを踏まえると、呼び直したことの重みが分かる
堂々と本人の名前を呼べるようになったのは感慨深かったはず
次に双子座聖衣について
原作でバケツが泣いたのは教皇の間で、そのとき魚はもう死んでたから
たぶんあのシーン以外にも泣くことがあって魚はそれを見てたんだろう
台詞を見ると涙がやんだことに安心してるけど
バケツは黒がアテナに敵対することを泣いたんだよね
でもその黒がアテナに敵対することは、信念的に魚のやりたいことのはず
これはどういうことか?
たぶん魚は葛藤するサガに心を痛めながら結局サガの葛藤を解けなかった、もとい解いてはいけなかった
戦記の台詞ではっきりわかるように黄金十二宮前の魚はアテナの力を信じてなかった
サガに負担を強いることは承知の上で、あえて黒に逆らわずにいたんじゃないかなー
アテナが弱いから、白サガにとっては偽の平和でも保たないといけないと(サガの身と立場を守るためもあるかも)
つまりサガだけでなくアフロディーテも、サガを苦痛から開放してあげたいのと、平和を維持しなければならないのとで板挟みだったわけだ
アテナはこの状況を一気に解決してくれたことになる
正義たりえる力の領域に到達したアテナの力(=愛、優しさ)
盾によって真の願いを果たせるようになったサガ
サガが幸せなら魚も嬉しいんだよ
アテナ様様だよ
サガのほうも魚をいたわってるんだよね
聖域でも冥界でもつらい思いをさせたっていうのは、
反逆に巻き込んでしまったこと、最終的に死なせてしまったこと、だと思うけど
反逆したのは魚の意志だし、実際魚は気にしないでといってる
お互い思いやってます
でも、冥界の部分は正直よくわかってない…というのも
汚名被ったのは教皇の正体を知ってて裏切ってたわけじゃない和菓子もだから、
サガのせいで魚が…ということにはならないから
二人ともアテナのためにあえて寝返ったふりをしたのは同じだし
サガが謝る理由がない
ここからは苦しいこじつけだけど、無理矢理解釈すると…
二人の違いは、魚は白羊宮でムウ様にふっ飛ばされて、サガはその後出てきて処女宮まで上っていったこと
蟹魚が先発であることの意味はここで考えたけど、この説でいくなら
サガが「自分がアフロディーテにつらい思いをさせた」と言うのは
「自分が演技下手だからアフロディーテにひどい演技を押し付けてしまった」ってことかな?
その場合も後発だったのはサガだけじゃないから、謝らなくていい気もする
原作では実利(もちろん利っていうは平和のことだよ)を取ってアテナに下っただけっぽいけどどうも公式を全部総合した魚はそこまでドライに見えないんだよなー…
サガが絡む方が自然